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中性脂肪の真実

寄生虫で“痩せやすい体に”効果|05月15日 群馬県のニュース

寄生虫で“痩せやすい体に”効果|05月15日 群馬県のニュース
05月15日 12時31分

国立感染症研究所と群馬大学の研究グループは、マウスを使った実験で、特定の寄生虫に感染させると脂肪が燃焼されて痩せやすい体になることを証明しました。
研究グループは「肥満を抑制できる薬などの開発につなげたい」として詳しいメカニズムの解明を進めていくことにしています。

研究を行ったのは、国立感染症研究所と群馬大学大学院医学系研究科のグループです。
実験では、脂肪分が多いえさを与えて太らせたマウスに「腸管寄生蠕虫」と呼ばれる体に害がない複数の寄生虫を感染させ、細胞や血液の変化を調べました。
その結果、寄生虫に感染したマウスは感染していないマウスと比べて、同じ量のえさを食べていても体重の増加が抑えられたうえ、血液中の中性脂肪が低下することがわかりました。
研究グループの分析によりますと、寄生虫は「腸内細菌」を増やし、この細菌が作用してエネルギーの代謝を高める特定のタンパク質を増加させたことがわかり、脂肪を燃焼しやすい体になっていたということです。
また、寄生虫に感染しても健康に変化はなかったということです。
研究グループの国立感染症研究所の久枝一部長は「寄生虫によって痩せるという話は昔からあったが、その効果が世界で初めて科学的に証明された。今後は、さらに詳しいメカニズムを解明し、肥満を抑制できる健康食品や薬などの開発につなげていきたい」としています。

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